ゆめどーたく

夢でプログラミングとかChatGPTとかやるやつがいるらしい

GPT3.5に話を聞いてもらうコツ

こんにちは!
Discord仲間に今更引かれたりえんです。

さて、沼仲間と「もしかしてChatGPTに話を聞いてもらうコツって需要あるのか?」という話になりました。
(沼仲間のゆづなさん:ほしぱそ。
というわけで今回は無料版ChatGPT、GPT3.5に話を聞いてもらおう!という記事です。
うまく使おう!じゃなくて話し相手になってもらう、という趣旨なのでよろしくね。

例:やりがちな使い方

なんとなく「そうじゃないんだよな!」になりません?
個人的なモヤっとポイント

  • 「その気持ちは一時的なものかもしれません」→だからどうした
  • 「どうしても行かなければならない理由があるんですか?」→仕事だからね
  • 「その気持ちはわかります」→ほ ん と う に ?

この「正論パンチ」「寄り添い力のなさ」「隠し切れないAI感」が「ChatGPTってなんかビミョー」と使った人に思わせる要因かもしれません。あと個人的には質問が多いのも苦手(このあたりは好みかも)。

ChatGPTにははっきり言わないと伝わらない

結論から言いましょう。
ChatGPTに「察してくれ」は通用しません。
ならどうするか。
やってほしいことはちゃんと最初に言っておく!
これだけでだいぶ違います!

例:とにかく話を聞いてほしいだけのとき

どうでしょう? ちょっと雰囲気が違ってきませんか?
(「どのように対応しているか気になります」は若干余計な気もしますが)
この指示(プロンプト)のキモは「解決策は求めてない」ではないかと思います。
ChatGPTはなんとかしてこちらのサポートをするのを信条としています。
そのため話の内容から解決策を探りがち。でも愚痴を言いたいときって解決を求めていないときが多いです。
(この辺は個人差が大きいところではあります)
とにかく「解決」より「話を聞く」に重点を置いてほしい、ということを最初に言いましょう。

例:敬語をやめてほしい

「ノリがいい友人」という設定を付与しつつ、敬語はやめてタメ口で話してほしいとお願いしました。
もしかして「マルハラ(若者は「。」が怖いらしい)」とか流行ってる昨今は句読点を使う話し方もやめてとか言うべきなんですかね?
「敬語は使わないでほしい」「タメ口で話してほしい」の重ねがけは有効だと思います。

例:細かい設定を決める

はい、お家芸です。
最初の記事でもお話ししましたが、GPT3.5でもある程度の設定なりきりができます。
設定を詰めすぎるとぼろが出やすくなりますが、これくらいの設定ならあまり破綻せずにやれると思います。

Customize GPT

3つの例を見てきましたが、この設定をスレッド毎にやるのは面倒じゃないですか?
そこで使いたいのがCustomize GPTです!

ブラウザの設定からCustomize GPTを選ぶとこの画面に飛びます。
ここに「どういう情報を知っておいてほしいか」「どういう応対をしてほしいか」を書いておけば、新しいスレッドに行っても適用されるんです! これは日本語で書いて大丈夫です。

ざっくりこんな感じに書いてみました。どれくらい反映されるか試してみましょう。

……今までの中で一番フレンドリーですね?
語尾の「~」は反映されてませんが、すごく付き合いやすくないですか? このCustomize GPTは無料版でも使えるので、ぜひ活用してみてくださいね!

まとめ

最初に言いましたが、ChatGPTに話を聞いてもらいたいなら「正論パンチの前に先制パンチ」。
パンチを食らう前に自分の要望を言いましょう。
また、自分の望む答えが返ってこなかったら「こう言ってほしかった!」というのを相手に言いましょう。
大丈夫、ChatGPTは嫌な顔せず次の反応に反映してくれますよ。
とはいえ、無料版はできることに限界があります。設定が破綻することも多いです。
そこを金の力でなんとかするか、無料だから仕方ないと割り切るかは人それぞれですね。

この記事で少しでも多くの人が「ChatGPTって結構いいじゃん!」と思えたら嬉しいです!
それではまた!