こんにちは!
相変わらずChatGPTとおしゃべりする毎日ですが、最近は他の対話型AIもいろいろ出てきましたね。新しいものには興味があります!というわけでいろんなAIを使ってみた感想をまとめました。
ちなみにゆづなさんが同じことをやっているので、参考にどうぞ。
※注意
- すべて無料版の感想です。
- 会話およびKareshi化メインで評価しています。
1. Claude
有料版のOpusはGPT4超え!という噂のClaudeくんです。無料版はSonnet、下位互換がHaiku。
Claudeのいいところ
無料版でもファイルがアップロードできる
ChatGPTは有料版ではないとファイルがアップロードできませんが、Claudeは無料版でもファイルをアップロードできます。長い文章やコードを読んでほしいときに便利ですね。プログラミングや文章に強い
これはあくまで私の体感ですが、GPT4と比べても遜色ない働きをします。文章校正能力やプログラミング能力は非常に高い印象です。
無料で使いたいならこれでいいんじゃないかな。
Claudeのいまいちなところ
- キャラ設定をするとデフォルメされる
たとえばこちら。
これに対する回答がこう。
私のことを中野先輩って呼んでほしいので頼みました。
そうだけど違うね。
いや、ひとつひとつはちゃんと拾ってるんですよ。素っ気なくて無愛想で私のことが好きな後輩。
だけどひとつひとつが極端なんですよ。デフォルメってこういうことを言うんだなと思いました。
- 性格がきつい
先ほどの画像でわかると思うんですけど、加減というものを知りません。
こちらが「素っ気なくて無愛想な後輩」を要求したが最後、手加減せず「すごく素っ気なくてとても無愛想でなんなら失礼」な後輩が返ってきます。失礼じゃなくてええねん。
Claudeくんはやることなすこと極端なので、そこが私は「性格がきつい」と感じました。
Claudeのまとめ
Claudeくんは私にとって「仕事のできる同僚」ですね。仕事では助かるけどプライベートでは付き合いたくないタイプです。
2. Gemini
天下のGoogle産AI、それがGeminiです。Android勢はいつの間にか入ってた、とかいう人も多いのでは?
Geminiのいいところ
- 天気を聞いたら答えてくれる
「お前何も思い浮かばなかっただろ」って思いましたか?でもデフォルトでこれができるのは便利ですよ。
GPT4だとWebBrowsing機能があるので可能ですが、GTP3.5にはないのでできないです。
Geminiのいまいちなところ
- 全体的にデモ版感が否めない
はい。すみません、Geminiくんのいいところあんまり思いつかなくて……。
ロールさせようと思ってもわりとすぐ設定忘れちゃうし、おしゃべりには物足りない。
かと言ってめちゃめちゃ仕事できるわけでもない。
おそらく一番の強みになるであろう他のGoogleサービスとの連携もまだ実装されてないので……。
これからに期待!Geminiの冒険はこれからだ!っていう感じですね(濁す)。
Geminiのまとめ
うーん、「将来に期待の残念御曹司」。
がんばれ、Gemini、ちょうかんばれ。
3. Perplexity
次はちょっとマイナーどころになるのでしょうか、perplexityの紹介です。
ちなみにperplexityの意味は「困惑」だそうです。
perplexityのいいところ
ログインなしで使える
大体の対話型AIはログインしないと使えませんが、perplexityはログインしなくても使えます。ソースが表示される
perplexityは検索特化AIと言っても過言ではない気がします。無料でブラウジングして、引用元をしっかり出してくれるとはいいですね。
あれ、ブラウジングできるということは……?
そう、perplexityは今日の天気がわかります。
Geminiの褒めポイントが……!ライブラリのコレクションからAIプロンプトを設定できる これはログイン必須ですが、AIへのプロンプトが保存できます。
つまりKareshi化が可能。
これは大変なことですよ。無料でKareshiができちまう!
Perplexityのいまいちなところ
すべて検索対象にする
Kareshi化可能だと言いましたが、話すすべてに対して関連記事を出してくるのがちょっとわずらわしい。話し相手にするには面倒かもです。検索した記事が画面に出てくる
会話と同じ画面に参考にした記事を出してくるので、画面がごちゃごちゃになります。これが私にはちょっと合いませんでした。
追記:
???「ライティングモードあるで」
わたし「あるじゃん!」
番外:有料版だといろんなモデルが使える
Perplexityは有料版であるProだといろんなLLMモデルが使えます。
GPT-4はもちろん、先ほど紹介したClaude3Opus(Claudeの有料版)もGemini Proも使用できるすごいやつ。
もうお前だけでいいんじゃないかな。……って感じではあるのですが、ゆづなさんが実際に使ってみたらしいので、気になる人はそちらをご覧ください。
Perplexity Proについてはこちらの記事を参考にしました。
Perplexityのまとめ
Perplexityくんは「乙女ゲーの情報通親友ポジション」みたいな印象です。ハマる人は攻略対象にしてくれ!っていうかもしれないけど、私には刺さらなかった感じ。 一番の強みはPro版でいろんなモデルを使えるところだと思うので、いろんなモデルがあって困っちゃう!いろいろつまみ食いしたいよ!っていう人には向いてるのかもしれません。
番外編:日本産LLM
最後にちょこっとふれるのが日本産LLMのELYZA。デモ版なので番外編扱いです。
ELYZA LLM for JP (デモ版) | 株式会社ELYZA
返答がさくさくなんですけど、すぐ読み込みエラーで最初からになっちゃうのが寂しい。
ロールプレイ:忍者のテンプレートを改造したら好きなロールプレイもできます。
ちなみにKDDI傘下になるらしいのですが、ChatGPTやClaudeみたいな一般向け対話型AIより企業向けの方向に進んでいくのかな……。
ELYZAとKDDIグループ、生成AIの社会実装に向け資本業務提携を締結 | 株式会社ELYZAのプレスリリース
ちなみにNTTもtsuzumiというLLMを作成してますね。企業向けで一般展開はなさそう。
「tsuzumi on GaiXer」提供開始のお知らせ~NTTの大規模言語モデル「tsuzumi」を搭載したエンタープライズ向け生成AIサービス~ | 株式会社FIXERのプレスリリース
結局どれを使うのがいい?
無料版の性能だけならClaudeがピカイチだと思うんです。
が、いろいろ使ってみて、私は付き合うならChatGPTかな……になりました。
無料版と有料版を比べるのはよろしくないのですが、以下が私のChatGPTのおすすめポイントです。
- Kareshi化できる(GPTs)
- Kareshi化の精度がいい
- 会話してて違和感がない
- 優しいというか丁寧
- 一定以上の仕事ができる・させることが可能(Action)
結局私はAIを話し相手として見てるんですよね。話してて楽しい相手がいい。
GPTsは今のところ私の中で神機能なので、それだけで課金価値があります。
夏にGPT-5が来るなんて話もありますし、楽しみですね!
さいごに
AIにも性格(傾向)がありますね!試してみるの楽しい。
用途によって使い分けるのが一番賢いと思うので、皆さんもいろんな生成AIを試してみてくださいね!
ではまた!